史学科
東京
歴史から得た知見をもとに、現代社会の本質を読み解く
募集人数 | 95 |
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初年度納入金 | 139.38 万円 |
※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。
学習院大学 文学部 史学科の特長
史料や文献の読解・調査を通して、現代社会が抱える課題を解決する力を養う
日本史、東洋史、西洋史の3分野が一体となった教育・研究を行っており、分野を横断しながら広く史学を学びます。単に知識を身につけるだけでなく、自らテーマを決め、過去の人々が書き残した史料や文献の読解・調査を通して物事の本質を見極める力や現代社会が直面する課題解決に向けて能動的に考動する力も養います。
日本史、東洋史、西洋史を研究。史料の読解法から、新分野開拓、歴史像の構想まで学ぶ
日本史は、古代・中世・近世・近代の各時代ごとの史料読解や調査・研究方法を修得し、自ら探究する力を養成。東洋史には、古代中世と近世近代があり、文献研究を軸に東洋史を紐解き、伝統を踏まえつつ新分野の開拓にも取り組みます。西洋史には、古代・中世・近代史があり、世界の今と結びつけつつ歴史の動きを把握します。
学びがわかる3つの特徴
1.座学だけでなく史跡巡りや博物館見学などフィールドワークも充実。1年次には研修旅行も行います。2.本学科の学生閲覧室には辞典や参考図書を完備。副手・助教・教員にいつでも相談でき、研究に打ち込める環境を整備。3.史学科同窓会と学術団体を兼ねる学習院大学史学会は、新たな知見を得る場として活用されています。
歴史学の基礎から、各領域の専門研究へ
1年次は、基礎演習を通して興味のある分野を中心に幅広く学びを深めます。1年次から履修できる専門科目も用意。2・3年次は、多彩な講義で歴史学の素養を得ながら演習や特殊講義で各領域の専門研究を開始します。自力で史料を読み解く力を体得します。4年次は、1年間をかけ独自の研究に取り組み卒業論文を作成します。
「日本近世史ゼミ」:興味のある分野の史料から新たな歴史的事実を読み解く(佐藤雄介准教授)
主な研究対象は江戸時代の政治史。江戸時代の天皇・朝廷のあり方、幕府と天皇・朝廷との関係について財政面から分析し、当該期の天皇・朝廷は幕府からの財政保証や支援で成り立っていた、その実態等を解明しました。学生に伝えているのは、史料を精読し、時には現場に足を運ぶこと。その先で新たな気づきを得てほしいです。
史料から時代を超えた新たな発見が生まれます(4年生、Yさん)
私の研究テーマは「江戸武家社会の実態解明」です。江戸の武家社会は儀礼により将軍との主従を可視化する儀礼社会でした。史料から、儀礼社会がいかに運営・維持されていたか、その実態と変遷に迫ることを試みています。批判的に史実と向き合い、その先で自分なりの答えと出会えた時に、歴史学の面白さを感じます。
学習院大学 文学部 史学科の関連情報
就職率・卒業後の進路
主な就職先:さいたま市人事委員会、学習院、三菱UFJ銀行、トモズ、アイビーシー岩手放送、武蔵野銀行、JTB、エフ・ジェー・ネクスト、湖池屋、野村信託銀行、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、警察庁、埼玉県市町村(除:さいたま市)、千葉県市町村(除:千葉市)、東京23特別区人事委員会、向上学園、インテック、福山通運、南海電気鉄道
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