文学部
奈良
歴史と文化に恵まれた奈良の地の利を生かした教育・研究。興味ある分野を探究し、多彩な進路で活躍。
初年度納入金:115~118 万円(国文学科・史学科/115万円、地理学科・文化財学科/118万円)
※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。
奈良大学 文学部の特長
国文学科
奈良で学ぶ強みを最大限に生かし、体験重視の科目を設置。文芸作品の舞台や作者ゆかりの地を訪ねる「実地見学踏査」、謡曲や仕舞の実技もある「文芸創作実習」、歌舞伎や文楽を学ぶ「伝統芸能鑑賞」など、ユニークな授業を展開しています。
史学科
「史学研究法」や「概論」で幅広い分野の基礎知識を学び、「特殊講義」や「史料研究」で一つの分野について深く学び、「講読」で史料の読解力を身につけます。“生きた史跡・遺跡”と呼べる古都・奈良で、本物の史料に触れながら、収集力と読解力を養います。
地理学科
地図や文献の使い方、空中写真などの見方、さらにコンピュータも含めた地理学研究に必要な基礎的技術・方法を徹底的にトレーニングし、調査力の基盤を作ります。また、地理情報システム(GIS)をいち早く導入し、自治体や国の被災地復興プロジェクトに貢献しています。
文化財学科
世界遺産リストに登録されている“古都奈良の文化財”という地の利を生かし、ホンモノを題材に研究します。「講読」では史料や論文を読み、「実習」では文化財のレプリカ作成、保存処理の実践、美術品鑑賞や遺跡の測量など実物に触れる学習を行っています。
国文学演習
この演習では学生自身が小説を創作。優秀な作品は国文学科の「研究室だより」に掲載されるほか、自ら冊子を作り発表する学生も。作家デビューのきっかけになるかもしれません。
史料研究
活字になっている史料ではなく、生の史料を扱います。木簡写真・くずし字の古文書、明治時代の新聞などを使いながら、原史料の取り扱い方、調べ方など、実際に史料調査を行う上での基礎的技術の習得をめざします。
地理学実習
地理学を学ぶのに必要な基礎的技術を習得。空中写真の判読、地形図の利用、主題地図の作製、地理情報システム基礎、地域統計の分析などを教員が分担して指導します。
考古学実習
考古学の基本である、遺跡発掘方法、測量技術を学習。最新のGPS測量も習得し、実践で学びます。また、発掘して出土した遺物の観察、記録、製図などの技術も並行して実習し、1年間を通して考古学の基本技術を習得します。
保存科学実習
文化財の材質や製作技術についてのX線や赤外線を使った科学的な研究の方法、文化財の保存の理論や合成樹脂などを使った修復の技術を、発掘された鉄刀・木鍬・木簡・石仏や木彫仏などの実物の文化財を使って学びます。
奈良大学 文学部の問合せ先
奈良大学 文学部に関するお問い合わせはこちらへ
〒631-8502 奈良県奈良市山陵町1500
0742-41-9502