自分の長所がわかりません…。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト 自分の長所がわからず、自分で自分が認められません。 (スズナリ・男・高校3年生)

Answer

いろんな人と出会って、
自分の個性を教えてもらおう

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

長所は自分ではわからないもの

イメージイラスト2
見つけるのが難しいだけで、どんな人にも絶対に長所はある。だからもっと自分に自信を持とう!

これはすっごく良い質問だね。面接だと絶対に「あなたの強みはなんですか?」と聞かれるけど、「空手をやっていたので、忍耐力があります」みたいな普通のことしか言えない。本当の長所とか強みって、一番わからないものなんだ。

これはお笑い芸人もそう。ある程度の実力になったら「他のお笑い芸人とどこが違ってどこがおもしろいの?」という争いになってくる。違いを考えることはすごく大事だけど、難しくて悩む。自分の長所は自分にとって普通のことだから、気付きにくいんだ。

だから解決策は、周りの人に見つけてもらうってこと。そのためには、家に閉じこもってちゃダメ! 人と接して「お前のこういうところがすごいな」と言ってくれたら、それに耳を貸そう。

周りの人に素直に向かい合おう

オリラジ中田さんインタビュー
「インテリ芸人って言われるのが恥ずかしかったけど、そこが長所だと認められるようになった」と語る中田さん。

気を付けなきゃいけないのは、「自分はこうなりたい」というビジョンにこだわりすぎないこと。「リアクション芸がおもしろいよな」と褒めてもらっても、「俺はセンスの良い司会者になりたいんだ」と思っていると、せっかくの長所を見逃してしまうよね。

長所だけじゃなくて、コンプレックスの克服も、ひとりで考えているだけじゃできない。広い世界に出て、全然違う価値観を持つ人と出会おう。最初は相手と自分を比べて苦しくなるかもしれないけど、「この人はこんなにすごいけど、この人ができなくてオレができることがある」と気づくタイミングがある。自分の個性を見つけるのは苦しいものなんだ。でも、がんばって素直に向かい合おう!

まとめ

周りの人がくれる「自分の長所のヒント」を
しっかりキャッチしていこう

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