地域創成科学科
東京
持続可能な循環型社会の再構築とそれを担う人材の育成
募集人数 | 100 |
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初年度納入金 | 149.38 万円(第1回73万3800円 第2回76万円) |
※初年度納入金には、教材費など消費税のかかる金額が含まれる場合があります。 前年度実績で記載されている場合、含まれる税率が異なることがありますので、 正確な金額については各学校にご確認ください。
東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科の特長
テーマは「自然との共生」。知恵と技術を融合し、持続可能な社会に貢献
地域創成科学は、農山村や都市環境など人を取り巻く環境が自然環境に与える影響について、物理学、化学、生物学、地球科学、人文科学、社会科学などの基礎科学からアプローチする文理融合型の研究分野。「自然再生分野」と「地域マネジメント分野」の領域から、地域社会の持続的な発展を実現するためのシステムを学びます。
1年次必修:地域創成フィールド実習
農山村地域の活性化を考える上で、自然環境や生活環境を把握し、問題点を抽出することは重要です。本科目では、森林・草原・耕作地・市街地・道路など具体的構成要素の把握と、そこに生活する生物・地形・地質・土壌等の観察・調査方法など、フィールド調査に必要な基礎的な知識、技能を身につけます。
2年次必修:野生動物と生息環境
農山村地域には多様な動植物が生息し、種・個体群に適した環境の中で生態系を構成しています。本科目では、日本の動物相とその成立過程を学び、フィールド調査で遭遇しやすい主要な動物分類群の調査手法や同定能力を身につけるとともに、生活史と生息環境を理解しながら生息地の保全・再生の考え方・取り組み方を学びます。
3年次必修:農域空間情報論
本科目では、属性情報に伴う位置情報を包括的に取り扱う技術の一つである地理空間情報技術を中心に、リモートセンシング、GNSS(GPS)およびGIS、3D化などの応用方法について学び、自然環境要素および社会環境要素の両面から空間の構造を理解し、農域環境を診断できる力を身につけます。
実学型教育を通じ、地域づくりのリーダーを育成
地域が抱える問題を総合的に捉え、生物多様性や生態系に配慮した土地利用、地域防災に関連する保全・管理技術、環境教育、政策立案、地域マネジメントといった実学型教育を通じて、地域づくりの担い手やリーダーになり得る人材を育成します。
予想される研究テーマ
●伝統的な草地利用による春植物の保全
●農地や樹林地におけるファイトレメディエーション
●動植物、植生調査による自然空間の実態把握
●気象観測データによる土砂災害の予測と最適避難経路の選定
●食品廃棄物の肥料化による地域内の窒素・炭素循環
●住民参加型の農業施設管理と経済性評価 など
東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科の入試情報
東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科の関連情報
就職率・卒業後の進路
主な就職先:アルプスアグリキャリア、建設技術研究所、シー・アイ・シー、国立研究開発法人土木研究所、公益財団法人東京都都市づくり公社、東武緑地、日比谷アメニス、前田道路、イズミ(ゆめタウン・ゆめマート)、グリーンロード、島忠、ベルグアース、全国農業協同組合連合会(JA全農)、広島市農業協同組合(JA広島市)、夢みなみ農業協同組合(JA夢みなみ)、酪農とちぎ農業協同組合、公務員(神奈川県庁、環境省、北海道庁、林野庁 ほか)
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